IPSJ-83:
企業研究者パネル

企業研究者の「熱い想い」をお届けします

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企画の趣旨

一口に企業研究所といってもそれぞれ企業ごとに異なるミッション・研究スタイルを持ち,更には個の企業研究者のうちに秘める想いはさまざまです.

本企画では,多方面で活躍する研究者の皆様をお招きして,普段なかなか知る機会のない企業研究者としての熱い想いを語って頂きます.

本企画はテーマごとのパネルディスカッション形式で行い,「企業/アカデミアで研究する意義」,「研究テーマの立て方」などについて議論する予定です.

学生の皆様や大学教員の皆様,もちろん企業研究者の皆様のご参加を歓迎いたします.

参加者からの質問も受け付けますので,是非ご参加をご検討ください.

日時

2021.3.19(金) 12:40-15:10

ご参加

  • 本企画は Zoom Webinar にて配信します.予め最新版の Zoom をご準備ください.
  • 本企画は情報処理学会第83回全国大会企画セッションの一つです.参加者の方はポータルよりイベントに参加頂けます.
  • その他の参加者の方は,参加登録フォームよりご登録ください.参加用 URL を送付いたします.
  • 全国大会のイベント企画限定の無料登録にもご協力ください (本企画以外にもご参加頂けるようになります)

プログラム

パネル討論「企業/アカデミアで研究する意義」

  1. 酒井 哲也氏 (早稲田大学 基幹理工学部情報理工学科):
    1993年早稲田大学修士課程修了.博士(工学)早稲田大学.ACM Distinguished Member.2000~2001年,英ケンブリッジ大学客員研究員.2009~2013年,Microsoft Research Asia (北京) Lead Researcher.通算約20年の企業経験の後,2013年9月に早稲田大学基幹理工学部情報理工学科に着任. 本学会論文賞(2回)・山下賞,FIT船井ベストペーパー賞・論文賞など受賞.本学会FI研・IFAT主査,論文誌TOD共同編集委員長など歴任.2014~2020年,Springer社Information Retrieval Journal共同編集長.2019~2022年,ACM SIGIR Vice-Chair.

  2. 牛久 祥孝氏 (オムロン サイニックエックス株式会社 Research Administrative Division/Ridge-i):
    2013年日本学術振興会特別研究員およびMicrosoft Research Redmond Intern。 2014年東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了、NTTコミュニケーション科学基礎研究所入所。 2016年東京大学情報理工学系研究科講師。 2018年よりオムロンサイニックエックス株式会社 Principal Investigatorおよび2019年より株式会社Ridge-i Chief Research Officer、現在に至る。 主としてコンピュータビジョンや自然言語処理を対象として、機械学習によるクロスメディア理解に従事。

  3. 吉野 幸一郎氏 (理化学研究所 知識獲得・対話分野研究チーム):
    理化学研究所ロボティクスプロジェクトチームリーダーおよび奈良先端科学技術大学院大学客員准教授. 2009年慶應義塾大学環境情報学部卒業. 2011年京都大学大学院情報学研究科修士課程修了. 2014年同博士後期課程修了. 日本学術振興会特別研究員(PD), 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科助教を経て, 2020年より現職. 京都大学博士(情報学). 音声言語処理および自然言語処理,特に音声対話システムに関する研究に従事. 2013年度人工知能学会研究会優秀賞,2018年度言語処理学会論文賞,IWSDS2020 Best Paper Award等受賞. IEEE,SIGDIAL, ACL, 情報処理学会,言語処理学会,日本ロボット学会各会員.

  4. 数原 良彦氏 (Megagon Labs):
    2008年 慶應義塾大学大学院前期博士課程修了。2008年-2014年日本電信電話株式会社研究員、2014年-2016年株式会社リクルートホールディングス研究員、MIT Media Lab Visiting Scientistを経て、2017年より現職。博士(工学)。

パネル討論「研究テーマの立て方」

  1. 小山田 昌史氏 (日本電気株式会社 データサイエンス研究所 プリンシパルリサーチャ):
    2018年 筑波大学大学院博士課程修了.博士(工学).データ工学と機械学習の研究に従事.山下記念研究賞(情報処理学会),全国大会優秀賞(人工知能学会)など受賞.

  2. 関 喜史氏 (株式会社 Gunosy Gunosy Tech Lab):
    株式会社Gunosy共同創業者であり、現在は同社で上席研究員を務める。2017年に東京大学大学院工学系研究科博士後期課程修了。専門は主に推薦システム、デジタル広告、ユーザ行動分析などの機械学習・データマイニング応用。2017年に言語処理学会の論文賞を受賞、またRecsys、KDDなどに論文が採択されている。

  3. 落合 桂一氏 (株式会社 NTTドコモ クロステック開発部/東京大学大学院 工学系研究科技術経営戦略学専攻):
    2008年千葉大学大学院博士前期課程修了.同年株式会社NTTドコモ入社.2017年東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻博士後期課程修了.博士(工学).2020年8月より東京大学特任助教.SNS,位置情報,ヘルスケアデータやスマートフォンログ解析の研究開発に従事.KDDCUP 2019 Regular ML Track 1st Prize, ICWSM2020 Best Paper Honorable Mentions受賞.

  4. 竹之内 隆夫氏 (株式会社デジタルガレージ DG Lab本部 Chief Technology Officer (Security):
    2005年電気通信大学大学院博士前期課程を修了し、日本電気株式会社に入社。中央研究所にて匿名化や秘密計算などのセキュリティ・プライバシ技術の研究開発に従事。2013年同大学大学院博士後期課程修了、博士(工学)。2019年株式会社デジタルガレージに入社。現在、研究開発部門のDG LabにおけるChief Technology Officer (Security)として、秘密計算の実用化を含むセキュリティ・プライバシ技術の事業開発に従事。特に秘密計算に関して、技術記事の執筆、講演、コンソーシアム設立など、社会実装に向けて精力的に活動中。

タイムテーブル

時間 プログラム パネラ・司会者
12:40-12:50 オープニング 司会:鬼塚 真
12:50-13:50 パネル討論:
企業/アカデミアで研究する意義
パネラ:酒井 哲也,牛久 祥孝,吉野 幸一郎, 数原 良彦
司会:欅 惇志
13:50-14:00 休憩  
14:00-15:00 パネル討論:
研究テーマの立て方
パネラ:小山田 昌史,関 喜史,落合 桂一,竹之内 隆夫
司会:高橋 翼
15:00-15:10 クロージング 司会:小口 正人

運営

  • 欅 惇志 (株式会社デンソーアイティーラボラトリ)
  • 高橋 翼 (LINE株式会社 Data Scienceセンター シニアリサーチャ)
  • 鬼塚 真 (大阪大学)
  • 小口 正人 (お茶の水女子大学)

後援

情報処理学会新世代企画委員会