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一橋大学 ソーシャル・データサイエンス研究科 欅研究室

Published: Dec 9, 2025 by 岡部 真幸

ABCSS2025 参加報告

ABCSS2025 とは

計算社会科学会(Society for Computational Social Science of Japan)が主催する The 10th International Workshop on Application of Big Data for Computational Social Science (ABCSS2025) のこと。 本ワークショップはIEEE BigData 2025の併設ワークショップとして開催され、2025年12月9日にZoomを用いたオンライン形式で実施されました。社会ビッグデータの応用・収集・活用や、理論/シミュレーション/統計/実験を統合した枠組みなど、計算社会科学に関する幅広い研究が議論される場です。

発表について

このたびSession 4「Large Language Models (LLMs) and Social Interaction」にて ``Investigating the impact of Japanese names and Japanese prompts on social bias in hiring decisions using LLMs’’ という題目で口頭発表を行いました。発表後には、評価設計やプロンプト設計、バイアスの定義・測定など、多角的な観点から建設的なご意見・ご助言を頂戴し、研究を今後さらに深めていく上で大きな示唆を得ることができました。

特に、計算社会科学の文脈では、自然言語処理の技術的側面だけでなく、意思決定や制度・倫理といった社会科学的観点からの説明可能性や妥当性が重視されることを改めて実感しました。分野横断的な質問を受けることで、自身の主張をより明確に整理でき、今後の論文化・拡張実験の方向性も具体化しました。本発表に際しご指導・ご助言をくださった先生方ならびに議論に参加してくださった皆さまに、心より御礼申し上げます。

今回の参加を通じて、研究成果を国際的かつ異分野のコミュニティに向けて発信する意義を改めて実感いたしました。今後は頂いたフィードバックを踏まえ、実験設定の精緻化と分析の拡充を進めるとともに、より広い学術的・社会的貢献につなげていけるよう努めてまいります。